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2020.12.18 Fri

【年末振り返り編①】
「新潟大学附属新潟小学校」と「アトリエふにぽ」

2020年のインタビュー記事から3つの記事を抜粋して紹介。それぞれに新しいご案内も。

 2020年も残すところ2週間となりました。コロナによる混乱は今なお続いていますが、今年は今までの教育環境を見直すことが強く求められたからこそ、これまで以上に、全国の先生方がご自身の意見をオンライン等で発信され、交流する機会をもち、情報収集に努めていらしたことと思います。

 POWER FOR TEACHERSは5月14日、コロナ禍における学校現場を支えてくださっている全国の先生方のために、何か私たちにできることはないか、と考え手探りで始めた特設サイトです。このサイトに掲載している情報は全て、全国の先生もしくは教育支援をされている方によるものです。全国各地で、様々な実践をされている先生方や教育支援者の声を届けるためのサイトとも言えます。

 今年は100名近くの方がこのサイトに情報提供をしてくださり、特に、インタビュー記事については、25名の先生や教育支援者、また実際にコロナ禍の学校に通っている子どもが協力してくれました。全国各地での学校ごとの取組や、いま、どんな思いで過ごしているのかを率直に語ってくれました。

 そこで、今回と次回の記事では【年末振り返り編】と題し、これまでのインタビュー記事を2~3つ抜粋してご紹介します。

先端を走り続ける新潟大学附属新潟小学校

 新潟小は今年、椎井先生と小野先生にそれぞれインタビューをさせていただきました。

 2020年6月26日に公開した椎井先生のインタビュー記事では、コロナ禍において、なぜ新潟小がオンラインを活用した取り組みに早々に取り掛かることができたのか、その土台作りから教えていただきました。
 授業時数削減の中、対面と遠隔をうまく組み合わせていくことの重要性について、社会科における実践を紹介いただき、対面ができないから代替手段としてのオンライン活用という消極的なものでなく、まさにこれからの時代を拓く先端的な実践紹介だったと感じます。(コロナによるどたばたからたった3か月で、ここまでの提案をされていたことに、改めて脱帽です…)

 また、すでに全国の学校では来年度の修学旅行の検討が進んでいることと思いますが、その対応はまさに全国様々と思います。例えば新潟小はどのように修学旅行を実施したのかについても参考になることと思います。

 2020年8月28日に公開した小野先生のインタビュー記事では、新潟小の公開授業研修会のオンライン版「GATA-KEN Online」の背景を丁寧に教えていただきました。今年、公開研がオンラインで開催される動きは全国的にも加速したと思いますが、子どもの個人情報保護の観点や、開催校のネット環境の整備、当日の運営など、未知な部分が多く、壁は大きかったと思います。にもかかわらず、新潟小は、「GATA-KEN Online」を6月12日に初回実施し、この動きはやはり全国をリードするものであったと思います。参加者からは「初めてのオンライン研修だったけれども分かりやすかった」という声もあったとのこと。「オンラインでも研修ができるんだ!」という雰囲気醸成にも繋がっていったと思われます。

 GATA-KEN Onlineにて発信された、小野先生ご自身の体育科の授業実践もとても参考になりました。2年生を対象とした「走の運動」の授業提案だったのですが、コロナによって異学年交流がしづらくなり、休み時間に一緒に遊ぶこともできなかったことから、相手の立場に立つことや相手のことを考えるという思考を体育の授業で発揮させたかった、という小野先生の想いには強く心打たれました。コロナによって変わったことを客観的に捉え、それを体育の楽しさに気づく機会に結び付け、子どもたちに提案していくこと。教科の本質を見失わず、子どもを中心とした教育の姿が感じられます。

新潟大学附属新潟小学校 令和2年度 初等教育研究会

 新潟小は、1月22日(金)を申し込み込み締切として、1月30日(土)~2月6日(土)までの間、「令和2年度 初等教育研究会」(オンライン)を開催するとのこと。申込受付開始から10日間で、申込者が500名超えとなったことからも、全国からの注目度が伺えます。

 新潟小の先生方の授業提案も見どころですし、オンラインでの研究会実施においては、安定した技術力をもっているところもポイントと思います。来年度も見通し、オンラインでの研究会の開催を検討されている場合は新潟小の取組が見逃せません。

資料も心も豊かにしてくれるウェブアトリエ - アトリエふにぽ

 2020年10月2日に公開した関口先生のインタビュー記事では、関口先生が手がけられているイラスト素材集ページ「アトリエふにぽ」の成り立ちや、そこに込められた想いについて伺いました。
 目指すは「お便り革命!」という言葉もいただきましたが、アトリエふにぽのイラストを眺めていると、「こんなこともできるかも!」「こうしたらかわいいかも!」といったアイデアが湧いてくることもあると思います。そうした、先生自身のオリジナリティやデザイン性(表現)が引き出されるようなページでありつつ、それでいてもちろん資料もかわいくなる。これこそ「お便り革命!」なのではないかと思います。「教育課程について」というタイトルも、何も飾らなければ言葉のもつ少し硬い印象が全面に出てしまいますが、ほんの少し工夫するだけで、明るい印象に様変わりです。

 「アトリエふにぽ」は12月12日にクリスマスのイラスト127種類を公開しました。クリスマスが目前となった今、もしご作成中の資料がありましたらば、取り入れてみると資料も子どもたちの心もクリスマス色になることでしょう。

次回は【年末振り返り編②】をお届けします。


ライター

小田直弥 … NPO法人東京学芸大こども未来研究所専門研究員。

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