2020年8月7日に公開したピーダーセン海老原さやか先生のインタビュー記事を抜粋してご紹介。新しいご案内も。
- 冬休みもしっかり休むことが大切。
- Note「コロナ日記」「コロナ日記2 ガイドラインの一部」はオススメ。
- 海老原先生が結成されているグループ「mor mor mor」がお話し会を開催予定。
今回は先週に引き続き【年末振り返り編】と題し、2020年に公開したインタビュー記事のうち、ピーダーセン海老原さやか先生の記事を抜粋してご紹介します。
2020年8月7日に公開したピーダーセン海老原さやか先生のインタビュー記事では、日本よりも早くパンデミックを迎えた、デンマークにおけるコロナ対策について教えていただきました。
海老原先生の学校で実践されているコロナ対策の他、コロナ対策とどのように向き合っていくのかという姿勢についても伺うことができました。子どもたちのためにベストを尽くすことを考えていると、もしかすると”コロナ対策は教員のプロフェッショナルではない”ということをついつい忘れてしまうかもしれません。コロナ対策については、研究知見をもとに提案をする専門家の意見を積極的に採用し、教員は教育の専門家として、子どもたちが安全・安心でいられる環境を整えることに専念していくことの大切さは、インタビュー当時も、今も変わらないことでしょう。
また、記事公開時は、例年であれば日本全国の学校で夏休みを迎えているころでした。今年は、例年と比べて夏休みが短かったり、ほとんど夏休みが無い学校もあったと聞いております。だからこそ記事中では「しっかり休むこと」の大切さをメッセージとしていただきました。今までどおりが通用しない初めての連続だからこそ、年末年始の休暇も「しっかり休むこと」を積極的に行ってほしいと思います。
現在、デンマークはほぼロックダウンの状態と伺っています。コロナによる影響が色濃く出ているデンマークですが、海老原先生は、11月29日、コロナの陽性結果を受けられました。Note記事「コロナ日記」には、陽性結果を受ける前後の様子が記録されています。海老原先生にはご無理申し上げ、本記事でのご紹介の許諾をいただきました。心から感謝申し上げるとともに、誰が、いつコロナにかかるか分からないからこそ、一読いただきたいと感じています。
そして、もう1つ、海老原先生のNote記事「コロナ日記2 ガイドラインの一部」もご承諾をいただけましたため、ご紹介させてください。ここでは、コロナ陽性者のために、自宅隔離はどのように行うか、不安な時はどのようにすれば良いかについて示されているガイドラインを紹介くださっています。以下、記事から一部分を引用します。
もしコロナになったら、実際どうすれば良いのか、想像がつかない方も少なくないと思います。上記ガイドラインのご紹介にあわせて海老原先生の想いも綴られています。
この記事も、きっと、もしもの時の助けになると思いますので、ぜひご一読ください。
この度ご紹介をさせていただいた海老原先生は、デンマークにて「mor mor mor」という、デンマークの教育現場で働く3人の日本人お母さんによるグループを結成されています。「mor」とはデンマーク語で「お母さん」を指す言葉だそうです。
この度、「mor mor mor」がお話し会を開催されるとのこと。詳しくは上記チラシをご覧いただくか、Facebookのアカウントをお持ちの方は「mor mor mor」のFacebookページにて情報をご確認ください。
2020年5月14日に公開した本HPは、全国の先生方のご理解、快いご協力をいただけたおかげでここまで継続することができました。この場を借りて、改めて深く御礼申し上げます。
新年1回目のインタビュー記事は1月8日(金)に公開予定です。どうか新年も、本HPをご活用いただきながら、全国の先生方のお声に触れていただけますと幸いです。
みなさま、素敵な新年をお迎えください。
小田直弥 … NPO法人東京学芸大こども未来研究所専門研究員。